中3 東北・北海道修学旅行

2006.05.27

旅行日程
前日 5月23日 事前学習
8:30 僕達は、1ヶ月間事前学習として、東北・北海道について調べ上げ、冊子にしました。 その冊子は、修学旅行に持って行き、より深く理解するために使います。旅行の前日、 諸注意や連絡事項の伝達方法・集合の形態についての説明がありました。生徒147名が参加予定です。 校長先生は「個人個人が楽しむのでなく、全体が楽しめる旅行にしましょう。」 「地元の人と交流することで、地元の人しか知らない、その土地の文化、歴史を学んでいきましょう」と おっしゃいました。僕達も校長先生のお話を胸にとどめて、事前学習で学んだことを地元の人と触れ合い ながら体感したいと思います。行ってきます!!(旅行実行委員代表M.M)
8:30 事前学習の冊子です。「宮沢賢治」「中尊寺と奥州藤原氏」「義経と弁慶」「三内丸山遺跡」 「五稜郭」などなど盛りだくさんの内容です。
11:00 明日から修学旅行!楽しみです。遅刻は厳禁ですよ!
第1日 5月24日 伊丹空港→仙台空港→仙台市内(サッポロビール・仙台ビール園)→平泉/中尊寺・金色堂→花巻温泉 等
9:40 Thanks for seeing us off. We , Hakuryo boys and girls are going to enjoy the trip to Tohoku and Hokkaido districts. We'd like to have good experiences and learn a lot by talking to various people and visiting historic places. Tkanks for listening to my speech .(旅行実行委員代表M.M)
いよいよ今日から修学旅行ということで、みんなハイテンションです☆!!結団式の前から写真を撮っている 友達もいました。中学部長(団長)、校長先生の話を皆、真剣に聞いていました。校長先生がおっしゃった通り 「一回り成長した一つの団体として元気に帰ってこられるよう」五感をフルに活用してたくさん学び、 楽しみたいと思います。最後に、生徒代表が、見送りに来て下さった先生方に英語で挨拶をして、いざ出発!! (1組実行委員N.N&M.Y)
10:30 飛行機に乗る機会なんてあまり無いので、とても貴重な経験でした。特に離陸する時が印象的で、 急に後ろに体を押されたかと思うと、轟音と共に飛行機は飛び立ち、あっという間に雲の上でした。 上空から見える雲の海にそびえ立つ富士の力強さに驚きました。(1組実行委員A.Y&M.O)
12:30 ジンギスカンで楽しく食事をしました。先輩達から臭くて美味しくないといううわさも聞いていましたが、 実際今日食べてみると、あっさりしていて美味しかったです!また家族で食べに行きたいです。 (1組実行委員N.N)
15:30 ガイドさんに連れられて私達は中尊寺に着きました。金色堂は思っていたよりも小さかったですが、 その小さなお堂からは三代の奥州藤原氏の栄華と黄金の迫力が感じられた。坂を登って高館に着くと おだやかに流れる北上川が一望できた。今私達が立っているこの地で義経が命を落としたと思うと切なくなり、 平安時代の厳しさというのを改めて考えさせられた。(1組実行委員H.Y、A.M)
17:00 夕食はホテルのバイキングでした。デザートのクレープやアイスクリームまであって、 みんなおなか一杯になるまで食べました。夕食の後は、K君とF君が今日の中尊寺に関連する (ガイドさんの説明をしっかり聞いていないと分からない)クイズをしてくれました。 盛り上がってとても楽しかったです!(1組実行委員N.N)
第2日 5月25日 花巻温泉→宮澤賢治記念館→十和田湖展望・遊覧→奥入瀬渓流散策→焼山 等
8:40 宮沢賢治記念館にやって来ました。「イーハトーヴ」は岩手、花巻、東北、部落を表している 宮沢賢治が作った言葉だというのが分かりました。賢治の自然に対する優しい視線や勉強への熱心さを 感じました。一見、走り書きの様に見える何枚もの古ぼけた原稿から、賢治の一途な姿がうかがえました。 また、詩や化学的なものなど賢治1人で創造したとは思えないほど沢山の種類がありました。授業で ”注文の多い料理店”などを学びますが、興味が湧いてきました。(2組実行委員S.T&H.U)
12:35 発荷峠に到着しました。天気もよく十和田湖が一望できました。
14:15 宮沢賢治記念館からバスに揺られて2時間40分。やっと着いた十和田湖は予想以上に大きかった。 湖をよく見ると一色ではできていない事に気がついた。深さによって色の違いがあり、緑っぽい青、 黒っぽい青、白っぽい青があった。これは、人間の手付かずの「本当の自然」がある森から湧き出た 「本当の水」のおかげだと思った。(2組実行委員M.T)
山の頂上には雪があり、同じ日本なのに高砂と東北の違いに驚かされた。(2組実行委員D.N)
15:15 ずっと前から楽しみにしていた奥入瀬渓流。そんな私の目のまえに現れた景色は予想以上の美しさを 持ったものでした。澄み切った水の流れ、大迫力の滝、そして周りの自然。今までに見たどんな景色よりも きれいで、私の心に残りました。言葉で表せない美しさ、というものを初めて感じとることができた、 本当に素晴らしい所、奥入瀬渓流でした。(2組実行委員K.O)
18:00 青々した木々が幾度にも重なり、重い沈黙を帯びている中で、川と滝のごうごうという音が深く こだましていた。水は透き通り、苦い顔をした石を打ちつけていた。葉を一枚、瀬の中に落としてみると すぐさま流れに翻弄され飲み込まれていった。森はただただ大きく広大で、都会の中で暮らす私たちを 覆いつくしていた。―改めて、人間の小ささを思い知ると共に自然の美しさをかみしめていた。 (2組実行委員M.W)
楽しみにしていた足湯に行きました。自然に囲まれた中での足湯は楽しく、気持ちよかったです。 そばには湧き水もあり、冷たくておいしかったです。近くに川もあり、水遊びもできました。 水は五月とは思えないほど冷たくて、気候の違いに驚きました。あまりの冷たさにもう一度足湯に 浸かる羽目になりました。滑って足湯にはまった人もいたけれど、楽しかったです。(2組実行委員A.N)
第3日 5月26日 焼山→八甲田山→三内丸山遺跡→青森(ねぶたの里)→青函トンネル→湯の川温泉(函館)→ 夜景鑑賞→湯の川温泉 等
06:00 30名ほどが早朝の清々しい空気の中、散歩を楽しみました。 また、生物部の生徒が渓流観察も行っていました。
09:00 いよいよ三日目。バスに乗って一番最初に案内してもらった八甲田山は、一日の始まりに ふさわしいものでした。まだ雪が残っていて、日本の山々とは思えない美しさでした。私たちの 普段の行いがよかったおかげで、このような素晴らしい風景を見ることができ、嬉しかったです。 一瞬の間でしたが、連なる山々の力強さと純白の雪の優美さとの対比に心を打たれました。 (3組実行委員H.K&Y.I)
10:00 普段は教科書でしか見たことが無いものを体全体で感じることができました。さらに、 案内してくれた人はボランティアということで、校長先生がおっしゃっていたこと (「歴史的な建物を体感する」「地元の人と交流する」)ができました。(3組実行委員M.M)
そこに着くと、縄文の匂いがした。草原が広がっている中に様々な遺物があった。柱を建てる為掘った穴。 組み立てられた柱たち。大小の竪穴式住居。子どもたちの墓……。それぞれを見て回るたび、 縄文人の営みの場面場面が、しっかりと脳裏に焼きついた。歴史は暗記だけだから面白くないと、 私は思い込んでいた。しかし、その一つ一つに関わるストーリーは心に響き、消えることは無い。 またいつか他の史跡にも行って実物を見、そのストーリーを楽しもうと思う。(3組実行委員Y.T)
12:30 ねぶた会館に行くと、ちょうどその時間は「ねぶたの運行ショー」をやっていたので参加してみた。 ねぶたの山車は重く、20人程度で頑張って押して、やっとゆっくり動いた。10メートルくらい動かしただけで、 腰が痛くなった。本番の祭りでは、もっと重いものを使うと聞いて、ねぶたの山車を引く人はかなり 鍛えないといけないなあと思った。他に「ハネト」の体験もしたりと、かなり楽しく過ごした。 (3組実行委員M.Y)
16:00 電車に乗ってしばらくすると、トンネルがいくつもあった。そこを通るたびに 「これが青函トンネルなん?」と言っていたが、すぐに電車はトンネルを抜けた。(3組実行委員Y.H)
青函トンネルの中は気圧が変わっているからなのか、耳が痛かった。トンネル内は照明が少なく、 闇で満ちていた。50キロメートル以上もある海底を結ぶトンネルを眺めてみたら、 このトンネルのすごさを改めて実感することができた。(3組実行委員M.T)
20:30 函館といえばやっぱり百万ドルの夜景!!ライトがキラキラして星のようにキレイでした。 あまりにも人が多くて見えにくかったけど、見えた瞬間には言葉が出ずに感動しました。でも、 興奮しすぎて周りの状況が全く見えず、自分勝手に動いてしまった所もあり、 マナーの悪さが目立ってしまいました。明日で最後なので、白陵生としての自覚を忘れずに過ごしたいです。 (3組実行委員H.K&Y.I)
20:30
第4日 5月27日 湯の川温泉→函館駅前→班別自由行動→函館赤レンガ倉庫前→五稜郭公園→函館空港→関西空港 等
9:00
10:30
10:30
11:00
旧函館公会堂では「ハイカラ衣装体験」をしました。ドレスが思っていたよりもすごく エレガントで驚きました。公会堂自体、昭和のありのままの状態で残されていました。特に2階のホールでは、 昔の高貴な人達が優雅に踊っているシーンが目に浮かびました。そのテラスから見える函館の麓の光景も よかったです。貴重な体験ができたなぁと思いました。ガラス工房では、手作り感あふれる雑貨がいっぱい。 お店の人も親切で、とてもいい思い出になりました。(4組実行委員S.A&S.K)
函館の赤レンガ倉庫群の「石ころ館ー函館」という店で色ひもと大小2つの天然石を組合わせた ネックレス作りに挑戦した。選んだ天然石の効果は、「勇気、自信を強め、体の気の補給」だ。 これらは、自分には必要である。(4組実行委員S.I)路面電車に乗り遅れた為説明が十分聞けないまま ガラス工房での僕の作業は始まった。店員さんのアドバイスで僕の作品が変わった。頭に浮かんだのは、 「・・ターゲットマーク・・」そして出来上がった。作品が到着するのが楽しみだ。(4組実行委員K.Y)
14:00
14:00
五稜郭タワーから見ると江戸時代にできたとは思えないほど正確な星でした。 昔でもこんな技術があったとに驚きました。また、今年は、桜の開花が遅かったおかげで五稜郭の きれいな桜の花が見れました。また、五稜郭に行きたいです。(4組実行委員N.K)
首をぐっと上げないと見えないくらい高い展望台まで登って行き、目の前に開けた景色は、今までの 知識をはるかに超えるものでした。太さが一定で、まっすぐな植物や堀は、絵のようでした。 展望台から函館の街も見えましたが、その中で五稜郭はひときは目立っていて、 この街の重要な部分だと思った。(4組実行委員M.Y)
19:10
長いようで短かった四日間。「帰ってきたときに、一周り大きくなった君達を期待している。」 という校長先生の言葉を胸に出発しました。天候にも恵まれ、初めて乗る飛行機と初めて見る東北・ 北海道の風景が新鮮でした。そして四日間を過ごし、帰ってきてみると、1人ひとりがお土産を右手に、 新しい友情を左手に、何よりも思い出を心に持って帰ることができました。きっと大人になってからも、 友達と過ごした貴重な時間は、心にあり続けると思います。さあ、明日から学校生活。修学旅行のことを 活かしより有意義なものにさせましょう。(実行委員副代表Y.Y)

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