中3 東北・北海道修学旅行

2019.05.22

        
旅行日程
前日 5月21日 事前学習
11:20 大教室で旅行前の諸注意。学年主任からは各行程の連絡。教頭先生からは「旅行では4つのKを大切に」とのことです。「教員も楽しめる修学旅行にしましょう」ともお話にありましたが、一体どうなるでしょうか。まずは明日寝坊しないようにしましょう!
第1日 5月22日 伊丹空港→仙台空港,千年希望の丘,中尊寺,花巻温泉
10:00 トラブルもなく無事に伊丹空港を出発しました。朝が早かったからか、機内で寝ている生徒が目立ちます。
11:00~13:00 仙台空港に到着しました。快晴でこれからの行程が楽しみです。千年希望の丘では震災被害について学びました。被災地の丘へ登り、8mを超える津波の大きさを体感しました。昼食はビール園でジンギスカン。調理の仕方を間違えて食材を焦がしてしまうグループも。とてもおいしかったですね。
15:30~17:00 平泉、中尊寺の見学へ。御朱印帳を持参の生徒もいました。元号の変わり目は御朱印目当ての観光客がすごかったとか。土産物屋が一番楽しそうに見えます。ガイドさんのおすすめは南部鉄器の風鈴。弁慶もいます。
18:30~20:30 夕食はバイキング。ご当地グルメの前沢牛のステーキとひっつみ汁がおいしいです。生徒間での一番人気はアイスクリームのようです。食後は震災講話で、釜石市の講師の方に東日本大震災の「釜石の奇跡」と「命の道」などについてお話していただきました。今までぼんやりとしかイメージできていなかった被害の深刻さを目の当たりにし、生徒の雰囲気も変わります。
初日の感想 団長の激励とともに、東北・北海道への修学旅行が始まりました。天気も良くトラブルもなかったので良い出発ができました。ジンギスカンを食べたり、平泉に行ったり、人生に二度とないとても良い経験ができました。僕は何よりも震災に関することに影響を受けました。そのニュースを聞いたときは幼稚園児だったのであまり現実感がありませんでしたが、千年希望の丘や震災講話によって現実感が沸き、同時に悲惨さを感じました。明日は朝から早いので、早く寝て備えたいと思います。男子生徒F
第2日 5月23日 発荷峠,十和田湖.奥入瀬渓流(散策),三内丸山遺跡,青森
10:40 2日目も快晴!絶好の旅行日和です。バスから「南部片富士」の姿がくっきりと見え、発荷峠からの十和田湖はまさに絶景です。そろそろおなかが空いてきたようです。
11:20 昼食は十和田湖のほとりで名物「ヒメマス」をいただきました。しっかり脂の味がするのにさっぱりとした、不思議なおいしさがあります。
12:45 奥入瀬渓流散策では、事前学習通り、どころかそれ以上の迫力と美しさを感じました。「柱状節理」の渓谷と苔、透明度の高い奥入瀬川と木々によるユニークな風景に、みんなカメラが止まりません。「苔ガール」が最近の流行らしいですが、白陵にもいるようですね。
15:15 三内丸山遺跡につきました。一番の印象は広い!です。縄文時代はとても豊かな時代だったのだと学ぶことができました。ガイドさんの熱い解説にみんな真剣な眼差しです。
18:00~ 夕食と入浴と交歓会です。夕食で珍しかったのはせんべえ汁とリンゴのグラタンでしょうか。交歓会の盛り上がりは恐ろしいくらいです。ボイスパーカッションもダンスもなかなかの仕上がりで会場の熱気も最高潮です。ダンスパフォーマンスの後にあるのはなんと英語の授業!流れるように授業モードに移る生徒の姿は、これもまた恐ろしい様子です。
2日目の感想 豪勢で量の多かった朝食を食べて始まった2日目。最初の場所は十和田湖でした。十和田湖では結構時間がなくて、もう少し見ていたかったと残念になる位のきれいな景色でした。その後、昼食をとるためにレストラン「休屋」へ。これまたとても豪勢で、おなか一杯になりました。昼食後の30分ほどの自由時間は、お土産を買ったり、近くにある十和田神社や乙女の像などを見に行ったり、生徒思い思いの場所で時間を過ごしていました。そして、奥入瀬渓流へ。壮大な自然に囲まれて歩きながら見た滝や川はとてもきれいで、改めて自然の美しさを感じました。最後の見学、三内丸山遺跡は時間の無い中、竪穴住居の中へ入れるなど、充実した時間を過ごすことができました。また、交歓会では生徒によるダンス、ボイスパーカッションや、ラジオ英会話の学習など白陵らしいものとなりました。修学旅行も半分が終わりました。残り半分、全力で楽しみたいです。女子生徒K
第3日 5月24日 青函トンネル,函館市内班別自主研修,函館山(夜景),湯の川温泉
6:30 朝食です。豪勢なお料理で、ホタテの貝殻をプレート代わりにした卵とじがユニーク。三日目ともなれば、朝のテンションも低めです。ホテルを出発し、はやぶさ1号へ乗車。海底140mという青函トンネルですが、みんなおしゃべりで忙しく通過に気づいていないようです。
11:50 生徒にとっては待ちに待った函館自主研修です。残念ながら公会堂は工事中でネットが掛かっていました。ただ生徒のお目当ては海鮮丼、塩ラーメン、カレー&ハンバーガーにご当地グルメといったところでしょうか。ご飯を食べたら、文化的観光です。旧イギリス領事館やハリストス正教会、ペリー来航記念碑、土方歳三関連の地など盛りだくさん。再集合の時間も概ね守ることができ、有意義な研修となりました。
18:00 夕食はカニです!剥き方がわかりませんという生徒がちらほら。ご飯がカニだといつもより食事の様子がおとなしめです。もう一品のメインはハンバーグ。夕べも出たからか修学旅行で印象に残った食べ物はハンバーグと答える生徒がいました。
19:30 函館山での夜景観賞です。すごい数の外国人観光客で大賑わいです。世界でも有名な「100万ドルの夜景」はやはり迫力満点で美しいですね。
3日目の感想 今日は海扇閣を出発して30分ほどで新青森駅に着き、新幹線に乗って約一時間後、新函館北斗駅に着きました。僕は北海道に行くのが初めてだったので、すごく壮大な田園風景や北海道の訛りを聞いて改めて旅行している気分になりました。そして今日のメインテーマ、函館の自主研修の時間です。それぞれの班に分かれて楽しく自主研修していました。旧函館公会堂で集合写真を撮って、13:00に自主研修が始まりました。僕は旧イギリス領事館や聖ハリストス教会をはじめに通って、西洋の昔の文化やその時代の人々の衣装などを知ってとても感心しました。そしてほとんどの人は足湯の近くのところで北海道の新鮮な海鮮や独特のラーメンなどを食べて楽しみました。ほかにも朝市広場などでいろんなものを食べたり、赤レンガ倉庫、JR函館駅でお土産を買って函館の歴史や文化に楽しく触れることができました。函館山山頂からの夜景はとても美しく、良い思い出になりました。今日の疲れを平成館海洋亭でほぐして最終日をきちっと終わらせましょう!男子生徒I
第4日 5月25日 五稜郭,トラピスチヌ修道院,函館空港→羽田空港→伊丹空港
6:15 修学旅行最終日です。空を見れば雲一つない晴天!旅行中で1番の好天となりました。生徒もまだまだ元気です。朝食後、五稜郭へと向かいます。
8:25 五稜郭では記念撮影後、五稜郭タワーに登り、自由行動となりました。地上107mから見た五稜郭は本当にきれいな星形です。五稜郭内では藤棚が見ごろです。
10:15 五稜郭からトラピスチヌ修道院に移動しました。厳かな雰囲気が漂い、生徒も思わず静かになります。そこから函館空港までは10分ほど。機内では疲れて寝ている生徒、元気な生徒と様々ですが、中には数独を解いている生徒が!さすが白陵生です。羽田空港で乗り換えて伊丹へ向かいます。到着は17:05の予定です。
修学旅行の感想 私が一番心に残ったのは、奥入瀬渓流散策です。事前学習で発表するために、詳しく調べていたので、川の流れだけでなく、苔や花にも注意して見ることができました。あまりにも真剣に苔を見ていたらしく、周りのみんなに「苔女」と言われてしまいました。この修学旅行を通じて友達の大切さを学びました。今まで話すことのなかった子とも話すことができたし、何よりも新しいクラスの仲が一気に深まりました。時間が一瞬で過ぎた、一生の思い出となる修学旅行でした。女子生徒M

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